緑内障は眼球の圧が高くなった状態で、血液が眼球内に流れにくくなり、神経が死んでしまいます。
緑内障は程度に応じて点眼薬から手術までの治療方法があります。
早期発見早期治療が大切です。
緑内障の治療はまず、眼圧を下げることです。
残念ながら一度障害された視野障害が元に戻ることはありません。眼圧を下げて視野障害の進行を防ぐことが目標となります。ですから早期発見がもっとも重要です。
治療の多くは目薬が用いられます。ここ数年で緑内障の目薬もかなり進歩しており、1日1回の点眼で治療できるものも数多く発売されています。1剤で眼圧が下がらない場合は2~3種類を併用します。
目薬で下がらない場合、眼圧を下げる手術を行います。当院ではチューブインプラントと線維柱帯切除
術を行っております。
「チューブインプラント手術」は、用いるインプラントによって2種類に分けられます。
1つは、プレート付きのチューブを用いる方法、もう1つは、プレートのないチューブのみを用いる方法です。
眼圧下降には、最も効果が高い方法です。手術後眼圧が安定するまで、眼球マッサージやレーザーによる縫合糸切断などのメインテナンスが必要です。