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白内障とは?

白内障は眼球内の水晶体(カメラでいうレンズ)が混濁することにより視力低下やかすみ等を生じます。有効な治療法としては現在のところ手術しかありません。

白内障の治療

現在ある白内障の目薬は、進行を遅らせることはできても進行を完全に止めるものではなく、もちろん一度進んでしまった白内障を治す効果もありません。したがって白内障を根本的に治すには、手術治療しかありません。

白内障は、長い年月をかけてゆっくりと進行するもので、一般的には白内障の診断を受けたからと言って、すぐに手術を受けなければならないというわけではありません。ただし、あまり進行してしまうと、手術に時間がかかり、通常であれば短時間で済む日帰り手術が出来なくなる場合があります。

また、白内障が進行すると水晶体の厚みが増し、そのせいで急性緑内障発作を起こしたり、その危険性が高くなる可能性があります。恐怖心はあると思いますが、むやみに手術を先延ばしたりせずに、適切な時期に手術を受けることをおすすめいたします。

白内障手術の流れ

1.術前検査
術前前に検査を行います。
2.術前診
術前前に診療を行います。
3.白内障手術
当院は日帰り手術です。
手術は目に切り込みを入れて、そこから器械を入れ、目の中の手術をします。
4.術後通院
傷口の表面が塞がるのに、1週間ほどかかります。
この間に傷口から何らかの原因で目の中に毒性の強い細菌(強毒菌)が入り、目の中が強い炎症(眼内炎)を起こすことがあります。この兆候がないかどうかを検査や診察で診ていきます。